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肥満と脂肪

肥満と脂肪

肥満や脂肪を気にしている人は多いですよね。脂肪を減らすことは、体系的な肥満の予防だけではなく、メタボリックシンドロームの予防や成人病、生活習慣病の改善にも大切なことです。でも、私たちの体についている脂肪は一つだけではないのを知っていますか?体型に現れるリンゴ型肥満や洋ナシ型肥満の場合は見た目にもわかりやすいですが、隠れ肥満というのもあります。メタボリックシンドロームに深く関係のある脂肪とはどんな特徴があるのでしょうか?肥満のタイプや脂肪の種類の特徴を知って、メタボリックシンドローム対策に役立てましょう。

目次

体脂肪気になりますか?

体脂肪の働き

体脂肪の働き一般的な成人の場合、人間の体の20〜30%は脂肪が占めています。体の中にある脂肪のことをまとめて「体脂肪」と呼ばれているもので、皮膚の下や内臓のまわり、内臓の中などに溜まります。脂肪は余ったエネルギーを蓄え、体を温めたりクッションの役割をしたりエネルギー源としても大切な役割を持っています。

しかし、通常の割合の体脂肪の場合の脂肪細胞と、メタボリックシンドロームになっている人のような肥満状態になっている脂肪細胞では、分泌する物質の量や働き方に違いがあることがわかりました。中でも肥満状態になっている体脂肪の脂肪細胞は、メタボリックシンドロームの原因を作り生活習慣病を引き起こす物質を多く出していることがわかっています。

体脂肪の種類

体脂肪には、大きく分けて2つの種類があります。内臓の周りに付く「内臓脂肪」と皮膚のすぐ下に付く「皮下脂肪」です。「内臓脂肪」はメタボリックシンドロームの原因の一つになっていることでも多くの人に知られるようになってきました。

ここで、もう一種類「中性脂肪」があるんじゃないの? と思う人もいるかもしれませんね。実は、中性脂肪は体の中のある部分にとどまっているものではなく、血液中や脂肪細胞の中を移動して脂肪細胞の中に蓄積していく脂肪分なので体脂肪とは別として考えられています。

体脂肪を作っているもとの一つが「中性脂肪」と考えるとわかりやすいと思います。コレステロールも脂肪の一種として考えられがちですが、中性脂肪と同じく体脂肪を作っている要素のひとつとして考えるといいかもしれません。


内臓脂肪と肥満のタイプ

内臓脂肪とは

「内臓脂肪」とは、体脂肪の中でも内臓の周辺についている体脂肪のことをいいます。内臓の周りでも特に腸を包んでいる「腸間膜」のすきまに溜まりやすいといわれています。しかも、この腸間膜には細かい血管がたくさんあるため、血液中にある中性脂肪が「内臓脂肪」に付きやすく、また、「内臓脂肪」からでる生活習慣病を引き起こす働きのある「サイトカイン」と呼ばれる物質血管内に入っていきやすいのが特徴です。

サイトカインはメタボリックシンドロームにも深く関係しています。このように、「内臓脂肪」は血管と深く関わっているため、体に影響を及ぼしやすいのですが、内蔵が活動するたびに活発にエネルギーを使うため食事や食べ方に気をつけると落としやすい体脂肪でもあります。

リンゴ型肥満

リンゴ型肥満「内臓脂肪」が多く付く「内臓脂肪型肥満」は、おなか周りが太くリンゴのような体型になる「リンゴ型肥満」のタイプになります。おなか周りに付くため「上半身肥満」と呼ばれることもありますが、上半身にも皮下脂肪が付きやすい人もいるため「上半身肥満」イコール「内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)」とは言い切れません。

また、リンゴ型肥満は男性に多く見られるため、「男性型肥満」と呼ばれることもあります。細めの体型や標準体型でも、おなかまわりだけぽこっと出ている場合は、隠れ肥満のリンゴ型タイプである場合があるのでメタボリックシンドロームに気づきにくいことも多いので注意が必要です。

皮下脂肪と肥満のタイプ

皮下脂肪とは

「皮下脂肪」は名前の通り、皮膚の下の組織に付く体脂肪です。皮膚のすぐ下の部分は毛細血管の一番先端部分が着ているだけなので、血管の中の栄養や中性脂肪などにはあまり頻繁に関わらず、一度脂肪が付くとなかなか落ちにくいのが特徴です。

また「皮下脂肪」からは、生活習慣病を引き起こす働きのある「サイトカイン」がほとんど分泌されません。そのためメタボリックシンドロームや生活習慣病の原因となることはあまりない体脂肪といえます。

洋ナシ形肥満

洋ナシ形肥満おしりやふとももなど内臓のない下半身に脂肪が溜まるタイプの肥満の体型が洋ナシの形に似ていることから、洋ナシ形肥満と呼ばれています。洋ナシ形肥満の場合、皮下脂肪が溜まっていることが多いので「皮下脂肪型肥満」とも呼ばれます。「皮下脂肪」は、男性より女性につきやすい傾向があるため、「女性型肥満」と呼ばれることもあります。

見た目にもはかなり体脂肪が付いていると思われる人でも、「皮下脂肪」が多く付いている人の場合には、メタボリックシンドロームにさほど影響はないと考えられますが、洋ナシ形肥満だった女性が閉経後ホルモンバランスの変化によって「内臓脂肪」が溜まりやすくなります。もともと洋ナシ形肥満だったからといって安心していると、「皮下脂肪」にかくれて「内臓脂肪」が付いていることに気づかずメタボリックシンドロームになっている場合もあります。

中性脂肪

中性脂肪とは

体脂肪を作っている脂肪細胞の中に溜まっているのが「中性脂肪」と呼ばれるものです。この「中性脂肪」はコレステロールと一緒に血液の中に溶け込んで体全体を駆け巡っていて、脂肪細胞をつくったり必要なエネルギー源として活躍したりしています。

その他にも脂肪細胞に溜まった中性脂肪からは、血管をキレイに掃除したり修復して機能を正常に保つ働きをしている善玉生理活性物質と血圧を上げたり血糖値を挙げる働きのある悪玉生理活性物質が分泌されています。

生理活性物質

体脂肪の中の「中性脂肪」からは分泌される生理活性物質は、100種類以上あるといわれています。なかでも善玉のアクティボネクチンと悪玉のPAI-1、TNF-α、アンジオテンシノーゲンはメタボリックシンドロームや生活習慣病に大きく影響がある物質です。

善玉と悪玉のバランスは、正常な脂肪細胞からはバランスよく分泌されていますが肥満状態になっている脂肪細胞からは悪玉が多く善玉が減った状態で分泌されています。しかも、この整理活性物質は血液や血管に作用するものが多いため、ほとんどが血管と関係の深い内臓脂肪から分泌されているのです。

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